動画配信サービスのシェア・市場規模 | VOD注目の理由・サービス比較

2018-11-27

映画・映像エンタテイメントに特化したマーケティングデータ分析・レポート提供を行うGEM Partners(ジェムパートナーズ)は2018年2月に「動画配信(VOD)市場5年間予測(2018-2022年)レポート」を発行しました。

おすすめ動画配信サービスTOP3

動画配信サービスの中でもシェアの高いサービスがHulu(13.5%)、U-NEXT(12.6%)、Amazonプライム・ビデオ(11.5%)です。

 

AmazonプライムビデオHulu(フールー)U-NEXT(ユーネクスト)
amazonprimelogo
hululogou-nextlogo
Amazonプライム会員になると特典多数海外ドラマやアニメ、子供向け番組などが充実家族で4つまでファミリーアカウント作成可能

2017年の動画配信市場の市場規模推計

GEM Partnersが行った推計によると、2017年の動画配信市場の規模は前年に比べて12.2%増えており、一般社団法人デジタルコンテンツ協会が発表した2016年の市場規模1,630億円を元に算出すると、2017年の市場規模は1,829億円となります。

このうち、「定額制動画配信(SVOD)」は市場全体の75.6%を占め、「レンタル型動画配信(TVOD)」のシェアは12.7%、「動画配信販売(EST)」は11.7%だと推計されました。

最も市場規模が大きい定額制動画配信(SVOD)についてサービス事業者別に推計したところ、4位「Amazonプライム・ビデオ」、5位「Netflix」の成長率が他のサービスと比較して大きく、定額制動画配信市場拡大の強い要因になっているだろうという結果が得られました。

 

定額制動画配信(SVOD) サービス事業社別 市場シェア推移

動画配信市場の市場規模将来予測

動画配信サービスの市場は年々増加傾向にあります。GEM Partnersによれば、日本と米国の動画配信のこれまでの普及実績を踏まえ、2022年までの動画配信市場の規模を試算したところ、2017年から2022年にかけて年平均7.2%で成長し、2022年には2,594億円まで拡大すると予測されています。

特に「定額制動画配信(SVOD)」はさらに拡大することが予想され、シェアは2017年推計値の75.6%から2022年には約80%程度になることが見込まれます。

定額制動画配信サービス(SVOD)の市場シェアは?

SVODの事業者別市場規模については、dTV(20.3%)、Hulu(13.5%)、U-NEXT(12.6%)、Amazonプライム・ビデオ(11.5%)、ネットフリックス(7.1%)の順となりました。

動画配信サービスは群雄割拠

日本でも徐々に普及してきた動画配信サービス。定額でいつでもどこでも動画を視聴できる動画配信サービスは、テレビのように時間や場所の制約がないため、今後も広く普及していくでしょう。

動画配信サービスのおすすめ7選比較

サービス名月額料金(税抜)コンテンツ数画質無料お試し期間DL視聴
Hulu

933円4万以上HD14日間なし
U-NEXT
1990円12万以上フルHD/4K31日間あり
Amazonプライムビデオ370円3万2000以上SD/HD/4K30日間あり
Netflix800円〜非公開SD/HD/4K1か月間あり
TSUTAYA TV933円〜8万5000以上HD30日間あり
dTV500円12万以上SD/HD/4K31日間あり
ビデオパス562円非公開SD/HD30日間あり

Hulu(フールー)


Hulu(フールー)の特徴は、海外ドラマやアニメ、子供向け番組などのコンテンツが充実しており、子どもから大人まで幅広い年齢層で楽しめます。また、リコメンデーション機能というものがあり、過去に検索した閲覧履歴を基に「おすすめ作品」を自動で選んでくれます。

さらに、利用する中で追加料金がかかることはありませんが、新作映画の配信は他のサービスと比べても比較的遅い傾向にあります。

Netflix(ネットフリックス)

Netflix(ネットフリックス)は世界最大級の動画配信サービスで、契約者数はすでに1億人を突破しています。充実しているコンテンツには海外ドラマや洋画が挙げられ、Netflixオリジナルのドラマも豊富に揃っています。

2018年8月、ネットフリックスの日本オフィスは各プランの値上げを発表しました。すでに、最安のプランが650円から800円に値上げされています。豊富なラインアップを取り揃えるネットフリックスですが、他のサービスと比較してもやや価格が高い印象です。

Amazonプライムビデオ

Amazonプライムビデオは、3万タイトル以上のドラマや映画が豊富に揃っています。また、amazonプライム会員(年会費3,900円)になることで、様々な特典を受けられます。

たとえば、月額料金が325円で利用できる、電子書籍が1か月に1冊無料になるなどが挙げられます。ただ、作品の多くを個別にレンタル購入が必要なPPVが占めているため、実際に見放題できるコンテンツは限られています。

dTV(ディーティービー)



dTVはNTTドコモが運営している動画配信サービスです。業界では最多の12万タイトルの作品が揃っており、月額料金500円で視聴できます。

また、ダウンロード可能なため、オフライン再生にも対応しています。ただ、新作は課金制であるという点やHD画質の動画が少ないというデメリットもあります。

ビデオパス

ビデオパスの特徴は、月額料金が562円で安いという点です。さらに、ビデオパス会員になることで、嬉しい特典が受けられます。

毎週月曜日にTOHOシネマズの映画ならチケット代が1,100円、UNITEDCINEMAS、CINEPLEXならいつでも1,400円、というような割引価格で最新作の映画が観られるという特典があります。デメリットは、見放題のコンテンツが少ないという点が挙げられます。

U-NEXT(ユーネクスト)


U-NEXTの特徴は、家族で4つまでファミリーアカウントを作ることができる点です。そのため、子どもには不適切な番組の視聴を制限したり、有料コンテンツを勝手に購入できないように設定することも可能です。

また、動画だけでなく、電子書籍やコミック、雑誌なども読み放題です。様々なジャンルが揃っているため、子どもから大人まで幅広い年齢層で楽しむことができます。

さらに、毎月1日に有料動画に使用できる1,200円分のポイントが自動的にチャージされます。ただ、そのポイントを利用しても月額料金が2,000円と高い点がデメリットとして挙げられます。